入院1日目(術前日)
術前日に入院。
必要な検査類は全て外来で済ませていたので、入院してからは特に検査なし。
医師診察はありまして、その際に手術の説明もあります。
私の場合、アデノイドはそこまーで大きくないので取る取らないは手術中に決める的なこと言われてました。
まぁ取っても取らなくてもかかって1時間〜1時間半程度の手術と。
手術の概要は外来でも説明されてましたが、再度聞き、手術同意書(扁桃腺摘出とアデノイド摘出でそれぞれ1枚)、麻酔同意書などサインをします。
後は看護師さんから手術の流れを説明され、オペ室の看護師さんの訪問があり大体1日終了です。
最後の晩餐に鶏の磯辺揚げが出てきて「あぁ、次に揚げ物食べれるのいつかなぁ。」なんてしんみりしました。笑
全麻なので絶飲食は必須で、次の日午後一のオペだったので、前日22時絶食&当日10時絶飲でした。
消灯時に胃酸を抑える薬と眠剤を内服して就寝します。
私の働いてる病棟は週に10〜20件オペをするけど、ルーチン的に術前日に眠剤は飲ませません。ここの病院は必ず飲ませるんだなぁ…まぁ眠剤を飲ませて変になるようなリスクのある人いないからなんだろうけど…笑
術後飲む薬の説明はあったけど、これら二つの説明はなし。手に錠剤出されたのでシートの名前も見れませんでした。
まぁPPIは無難にオメプラゾールあたりだろう。眠剤はマイスリーあたりかなーと思ったけど、錠剤の色が違ったからきっとレンドルミンあたりでしょう。
手術に関しては他人事のように全くもって緊張してなかったので、何のことはなくあっさりと入眠。元々即寝タイプなので眠剤の効果を実感するまでもありませんでした笑
つづく
手術に至るまで
私は小さい頃から風邪といえば喉から、という感じで、大人になってからも、少なくとも年に3〜4回は喉の風邪を引いていました。
喉の風邪=扁桃腺 で、毎回酷い咽頭痛と高熱に悩まされ、その度に辛い思いをしていました。
病院に行くと必ず「小さい頃に取っておけば良かったのに」と言われるくらいの扁桃腺のサイズでしたが、まぁ風邪を引きやすいくらいで特に生活上の支障はないので放置したままここまできました。
今年夏。
いつものごとく喉の風邪を引いたな〜という感じで扁桃腺が痛く、鏡を見ると扁桃腺が腫れて真っ赤になっており、熱もmax38.9度ほどまで上がりました。ここまではいつも通り。
私の場合の扁桃腺の熱はガッと上がってガッと下がる感じで、この度も熱は1日ぽっきり。
いつもは喉が痛いのは数日引きずり、徐々に良くなるのですが、この時は2日ほどで痛みがなくなりました。
しかし、痛くなくなったのに喉の違和感が…鏡を見ると、扁桃腺は赤くないですが今までに見たことない大きさに肥大しており、扁桃腺と扁桃腺の隙間がほぼない状態に…!
喋ると何となく喉が詰まる感じがする。食べ物が飲み込みづらい。なにより、仰向けで寝ると呼吸ができなくて苦しい。
こんな状態が続きましたが、喉の風邪が治りきってないのだろうと放置していました。
…が、1ヶ月経過しても一向に小さくならない扁桃腺。
喉は全く痛くありません。どうして???
喋りづらさ、飲み込みづらさも改善ありませんでしたが、1番悩まされたのは寝る時の呼吸…。
元々アデノイドの影響で鼻炎もあり、夜寝る時はほぼ毎日鼻が詰まる状態なのですが、鼻でも呼吸ができない、口でも呼吸ができない。
毎晩苦しい!と無呼吸状態に気付いて夜中に目が醒めるくらいでした。
そんな日々でしたので、寝たつもりでも全然疲れが取れず、日中の眠気が強烈で、仕事にも差し支えそうな程。
彼氏にも「お前最近イビキすごいよ」と言われる始末です。
完全に睡眠時無呼吸なってるなーと思い、受診を決めました。
ぶっちゃけ、扁桃腺が大きくても、風邪引きやすくても別に病院行ってどうのこうのっていうつもりはなかったんですけど、さすがに呼吸がしづらいのは辛い。
受診。
これだけ大きかったら切ってしまった方が良さそうとは言われましたが、とりあえず抗生物質、ロキソニン、ムコスタ、トランサミンを出される。1週間飲みきって再診と。飲みきったが扁桃腺のサイズに変化はなし。
再診。
抗生物質を変更。1週間飲みきって再診と。
もうお分かりと思いますが扁桃腺のサイズに変化なし。
再々診
抗生物質をまた変更。1週間飲みきって再診。もうお分かり(略
再々々診
先生「…切った方が良さそうですね」
はい。待ってましたよその言葉を。
詳しいことはわからんけど、私の扁桃腺は夏の喉風邪をきっかけに肥大して戻らなくなってしまったんだよ…きっと。
というわけで二つ返事でオペを決めました。
つづく